太陽のパスタ、豆のスープ
宮下奈都さんの本。
美味しそうな題名だったので、
買ってしまったんですけど、
その本に「おや?」と思うセリフがあったので、引用させていただきますね。
「おいしくつくろうなんて、腕まくりしてみろよ。どっか力んだ味になるからな。」
(本より引用)
と、書いてあって、
あ、そうかも。と思った次第です。
「おいしい」とは、
作り手が決めることではなく、
食べた人が決めること、
相手がいることでわかること。
主観的な美味しいを作るために
気合いを入れるのは、
気合い入れどころが違うのかも。
主観的な
一方通行の
美味しさの追求は、
振り返っても誰もいないのです。
じゃあどうすればいいのかって。
目の前の食材に感謝して
目の前のお料理とまっすぐに向き合って
祈ること。
さて、なにを祈りましょうか。
食べる人のことが
いい方向に向かっていくことだけを
祈るのでもいいと思います。
わたしもその一歩を踏み出してみたんです。
おいしくつくろうなんて力まなくていいんだよってね。
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